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広栄化学が90年にわたり自社開発で培ってきた技術の蓄積は、広栄化学の研究開発の歴史そのものであると言えます。独創的で先駆的な研究開発は、化学業界において常に高い評価を得ています。
例えば、1950年代の多価アルコール、1960年代のピリジン類及びアミン類の開発、そして1980年代におけるピラジン類や、高度の技術力を必要とする医・農薬中間体の開発などがあります。それらの製品については、文字通りパイオニア的存在で、現在でも至るところでリーダーシップを発揮しつづけています。中でも、抗潰瘍剤・抗菌剤・結核薬などの中間体の製造技術は世界的にも注目を集め、学術関係者からも高い技術的評価を得ています。
当社は「研究開発型企業」として、将来に向けた独創的な研究開発を続けており、イオン液体、有機金属化合物さらにはIT関連化合物の合成にも注力し、多くの独自技術を開発しています。
広栄化学は以下に述べる技術を駆使して、自社開発により多くの製品を世に出してまいりました。これらの技術を活用できる製品の開発につきまして、共同研究開発や受託合成も行っております。
参考資料:
Ullmann's Encyclopedia of Industrial Chemistry
5th.ed.,Vol.A22.VCH Verlagsgelischaft.1993.P.399-430
(The part of "Pyridine and its Derivatives" written by Koei Chemical Co., Ltd.)
2010年5月に当社新研究棟開設式典を開催いたしました。その際、当社のクロスカップリング反応の生みの親ともいえる、鈴木 章 北大名誉教授(2010年ノーベル化学賞受賞)の記念講演を頂いております。
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