当社ウェブサイトをご覧の皆様、平素は格別のご支援を賜り厚く御礼申しあげます。 当社の第156期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)の業績を報告するにあたり、一言ご挨拶申しあげます。
当期のわが国経済は、前半、景気が足踏み状態で推移いたしましたが、後半には、中国、アジアの景気回復により輸出が増加し、民間設備投資も増加するなど、企業部門に好影響を与えました。一方、民間消費の回復は依然鈍く、緩やかな景気回復にとどまりました。
このような情勢のもとで、当社は一層のコスト削減に取り組むとともに、新製品・新技術開発、売価是正、拡販に注力し、全社を挙げて収益確保に努めてまいりました。
この結果、当期の売上高は前期比5.5%減収の172億7千8百万円となりましたが、利益面におきましては、原燃料価格が低位に推移したことにより、、営業利益は14億2百万円(前期比15.8%増益)、経常利益は13億9千万円(前期比25.9%増益)となりました。当期純利益につきましては、大阪工場に係る譲渡関連損益、事業譲渡関連損失ならびに千葉地区不要設備撤去費用等を計上した結果、11億3千5百万円(前期160.9%増益)と大幅な増益となりました。
次期の業績見通しといたしましては、売上高170億円、営業利益10億円、経常利益12億円、当期純利益50億円を見込んでおります。
当社ウェブサイトをご覧の皆様におかれましては、なにとぞ事情ご賢察の上、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
平成29年6月
代表取締役社長 津田 重典